ナカチカ100年史

第1期|創業期

1919 〜 1964

ナカチカの夜明け
「“ひと旗揚げるぞ!”初代が志を胸に上京」

「いつか日本橋に店を構える」。
幼少の中島近蔵が意を決したその日が、
本当の意味でナカチカの始まりだったのかもしれない。
呉服店向け消耗品の卸業からスタートし、
顧客の要望に応えながら新商品を
生み出していった創業期。
その熱意とアイディアは、
今も受け継がれるナカチカのDNAにほかならない。

第1期|創業期

1919

中島近蔵が東京・浅草に「中島商店」を創業。呉服店向けの包装紙、たとう紙の卸業を開始する。

1926

「中近商店」として店舗業態をスタート。包装紙、たとう紙に加えポスター、広告チラシ、値札、呉服購入時の景品など多彩な商品を販売。「繁昌用品のデパート」として話題を呼んだ。写真は1926年、日本橋堀留町への移転を記念して撮影されたもの。

1934

見本台紙をもとにした呉服店向けのチラシを手掛け始める。現在まで受け継がれる「チラシ制作」の源流。

1958

洋装への移行が進み経営が困難に。チラシ制作の強化や名入れサービスのバリエーション拡充などに努め、経営危機を乗り越える。
当時のその他の仕事をみる

1960

「中近株式会社」設立。

当時の出来事

第一次世界大戦終結、パリ講和会議開会。乳酸菌飲料「カルピス」発売開始。

COURTESY OF ASAHI SOFT DRINKS CO., LTD.

日本放送協会(NHK)発足。年末に大正天皇が崩御し、昭和に改元。

渋谷駅前にて忠犬ハチ公の銅像除幕式。東京の各デパートが洋服売り場を拡大。

Photo:毎日新聞社 / アフロ

長嶋茂雄がプロ野球デビュー。スバルが軽乗用車「スバル360」を発表。港区芝公園に東京タワーが完成。

Photo:読売新聞 / アフロ
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タカラがビニール製人形「ダッコちゃん」を発売。プロレスラーのジャイアント馬場とアントニオ猪木がデビュー。

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